株式会社さくらシステムサポーターは、司法書士先生、税理士先生の支えのもと無事に登記を済ませた。
登記から約二週間後に、定款・印鑑証明・履歴事項全部証明書・法人番号など会社設立の資料が多方より届き、会社を設立した実感。
しかし、余韻にひたる暇もなく、ここからが意外と忙しい。
役所関係だったり銀行だったり、色々と届けが必要だった。
税理士先生の助けを借りつつ、役所や銀行を訪問の履歴を記載しておく。
今回やったこと。
- 株主名簿作成
- 臨時株主総会の開催と議事録作成
- 市役所に法人設立届書
- 都税事務所に法人設立届書
- 税務署に法人設立届書
- 税務署に青色申告の承認書
- 税務署に給与支払事務所の開設届
- 税務署に源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
- 運輸局に車の名義変更
- 銀行口座作成
株主名簿
株主名簿とは言うもの特にフォームは決まっていないものらしい。
株主の名前、住所、持株数がわかればいいものらしい。
臨時株主総会の開催と議事録作成
代表取締役の給与と支払い期日を決める為、臨時株主総会を開く。
給与はいくらでもいいのだが、会社にそれだけ払える能力がなければ意味が無い。
また、給与の支払日を決めるために、社内ルールである従業規則も作った。
当然、あとでも変更出来るらしいが、定額・定時支払が基本で、役員の給与の変更には臨時株主総会を開催してになるらしい。
また、株主総会には議事録の保管も義務付けられており、議事録を作った。
一人参加の会議で、議事録とは滑稽だが、まぁそのようなものだろう。
市役所(市)
市役所向けの資料はこちら。
- 八王子市長あての法人設立届書
- 定款の写し
- 履歴事項全部証明書の写し
注意としては、市役所は本庁に出向かないと受付してくれないことでした。てっきり、会社近くの出店の窓口でも受け取ってもらえると思ったが、
本庁ではないと受けられないとのこと・・・
そんなことが元で、初めて八王子市市役所を訪問。
基本、5時までの受付だが、担当部署の人がいらっしゃれば受け付けてくれるらしい。
都税事務所(都)
都税事務所向けの資料はこちら。
- 八王子都税事務所長あての法人設立届書
- 定款の写し
- 履歴事項全部証明書の写し
基本、市役所と同じもの、但し宛先名が異なる。
税務署(国)
税務署向けの資料はこちら。
- 法人設立届書
- 定款の写し
- 株主名簿
- 履歴事項全部証明書(原簿)
- 青色申告の承認書
- 給与支払事務所の開設届
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
税務署には、市役所や都税事務所のと法人設立届書のフォームは微妙に異なる。
書くことの内容自体は、定款に書いてあることばかりだから難しくないが、どこに何を書くのかはちょっとわかり辛い。
ニアイコールの書類を様々な役所に提出するものだ。
各役所提出時の控えについて
設立時に限ったことではないが、役所に提出時の各届書の控えは各自がコピーを用意して原本提出時に同時に持って行くと各所が受付印を控えとして押印してくれる。
これが提出の証明になるので、忘れずに控えも持っていくことが大事です。
運輸局
車の名義変更に必要な書類は以下のとおり
- 譲渡証明書
- 車検証
- 定款の写し(会社現物出資を証明できるもの)
- 会社履歴事項全部証明書(原簿)
- 個人(旧所有者)印鑑証明書(原簿)
- 会社(新所有者)印鑑証明書(原簿)
- 自動車取得税
この他に、住所が変わる場合には、車庫証明書などが必要らしい。
自動車取得税が必要だということに以外にびっくり。
どうしても、会社=自分とは別物という感覚にまだなれない。
銀行
みずほ銀行
みずほ銀行にて提出した書類は以下のとおり。
- 銀行で用意された書類
- 履歴事項全部証明書(写し)
- 印鑑証明書(写し)
- 申込者確認証(運転免許証など)
写しなどは窓口でコピーをとってくれた。
さすが、役所とは違う。このあたりが、社会主義と資本主義の違いかと思う。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行にて提出した書類は以下のとおり。
- 銀行で用意された書類
- 履歴事項全部証明書(写し)
- 印鑑証明書(写し)
- 申込者確認証(運転免許証など)(写し)
- 株主名簿(写し)
- 法人番号通知書(写し)
- 青色申告の承認書(写し)
ゆうちょ銀行でも、写しなどは窓口でコピーをとってくれた。
ただ、ゆうちょ銀行で法人口座を作る人は少ないようで、窓口の担当者が色んなとこに電話かけまくってた。
今までの経緯はあるものの、ゆうちょ銀行も今は普通の銀行ではないのだろうか?
そういえば、旧国鉄もJRと呼ばれているが、アナウンサーなども、「JR各社及び私鉄各社は・・・」などと別けて表現している気がする。きっとまだまだ垣根は多いのだろうな。
さて、これで会社設立後の作業は終わりかな?
面倒だなってことも多いけど、新しい事だらけで、新鮮で楽しめた。
まだまだ分からないことが多いけど、地道に無理せず楽しんで仕事も遊びも頑張っていこう。